もう一つ考えておくべきことがあります。それは
原始の地球上に存在したアミノ酸はどこから来たのか?
ということです。諸説ありますが、どうやら原始の地球に存在した
アミノ酸のほとんどは宇宙から水星や小惑星にへばりついて飛来し
たらしいのです。その説を裏付ける観測データも十分に得られてい
ます。
宇宙からやってくる光は様々な物質に衝突しながら地球までやって
来ます。そのとき光は衝突した物質の痕跡を残して地球までやって
くるのです。具体的には衝突した粒子が吸収した波長を失います。
本来の光は波長によって分解すると完全に欠落した波長が目立つよ
うなことはないのですが、何らかの粒子に衝突した光はその粒子の
種類に応じた波長が欠落します。それは丁度指紋のように1つ1つ
の粒子によって異なるので、我々は地球にいてもその光がどのよう
な粒子に衝突したのかを知ることができるのです。
当然アミノ酸も光に指紋を残すので、宇宙空間にかなりの量のアミ
ノ酸が浮遊していることが分かるのです。アミノ酸以外にも沢山の
基本的な有機化合物が宇宙空間に存在していることが分かっていま
す。
原始の地球にL型アミノ酸しか存在しなかったことと、そのL型アミ
ノ酸が宇宙からやってきたということを合わせると、なんと
地球上どころか宇宙空間のアミノ酸に
おけるL型とD型の比もほぼ1:0である!
ということになるんです(^_^;)
(つづく)
2007年09月09日
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